大震災や大災害。
いつ、どこで起きるかわからないこの日本。
阪神淡路大震災を経験した私が、これは知っておいた方が良い!と思った事を書き綴っていこうかと思っています。
まずは、テレビ番組なのでよく取り上げらえる役に立つ書籍、
自衛隊防災BOOKの紹介から始めたいと思います。
自衛隊員の日常が盛り込まれている?
家にこの本を買っておいてあります。
実は私自身が小学生の頃から自衛隊に入りたくて、文集に将来の夢「海上自衛隊のヘリコプターのパイロットになる!」と書いていたほどだったんです。
先日の池上彰さんの司会する防災番組でも、この本が紹介されていました。
この本は自衛隊員の日常生活も垣間見ることができる内容で、隊員は自宅でこんな防災対応をしている!などの生活ヒントなどが盛り込まれています。
ある意味そういった生の情報って一番役に立ち、一般的な防災知識より意外とシンプルに我々の日常に取り入れることができるのではないか?と感じます。
最近はテレビ番組や雑誌などでも、防災についてのクイズや今まで間違った情報を持ったまま生活していた事など、改めて知識の取り入れをしなければならない状況にまできていると思います。
大震災を経験した私から見ると、一度も経験したことのない方のとらえ方ってやはり、経験してみないと身に入ってこないことなのかもしれないなと思ってしまうわけです。
そういう意味では、最低限の正しい知識や情報を取り入れておくことが、大げさな意味でもない「生死の分かれ目」になるのだと感じます。
生きるヒントが満載?
お風呂の湯を抜かない
例えば・・・
自衛隊員の家では、お風呂の湯は抜かずにそのままキープしています。
災害時に困るのがトイレの水が流れないこと。
そんな時に役立つのがお風呂の残り湯です。
断水になった時のトイレや洗濯水、また火災が起こった時の消火にも使えます。
◆お風呂掃除をする時に残り湯を抜くというルーティンにしておくと〇
◆大きな地震などの揺れで湯がこぼれない様に蓋をするのもお忘れなく!
わたくし事ですが、万が一の事を考えて飲まないと命が危ないとなる場合を想定して、入浴剤を出来るだけ使用しないようにしています。(あくまでもわたくし事ですよ・・・)
キャンプの時にも
普段の生活以外でも役立つ情報が書いてあります。
最近増えてきたキャンプを楽しむ方のためのちょっとしたコツやヒントがありました。
気温の差が激しい野外でのキャンプ。
普段寝袋などを使う方もいらっしゃるかとは思うのですが、持っていなかったり、1回程度しか参加しないような時に寝袋を買わなくても良い方法(笑)
ブルーシートと新聞紙
これだけで比較的温かく寝る事が出来ます。
まずブルーシートの上に新聞紙を敷き、上下を納豆の藁(わら)のようにロープやテープでくくります。その中に入っている納豆のように身体を入れて包まれて寝る事ができたり。(これ温かいと思います)
なので夜、快適に眠る為なら段ボール箱を組んでシェルターにしたり、新聞紙の上にブルーシートを巻いて寝袋にしたり、そんなのも全然アリだと思ってて。だから災害時、アウトドア用品が防災用品にそのまま転用出来るって話は凄く良く理解出来る。キャンプって生きる為の練習でもあるんだわ。
— 山人-YAMATO- (@field_adventure) 2018年11月8日
Twitterより引用
と、日常生活以外のキャンプにも役立つような事も掲載されていました。
そもそもキャンプってサバイバル要素たっぷりなので、いざという時のための知識だったり、
代用品を使って生活する知恵がたくさん詰まっているかと思います。
良かったら前回UPした下記の記事も読んでください。
このような知ってて損はない!と思うような内容がたっぷり詰まっている本。
おもしろいのは自衛隊直伝だということ。
誰よりも説得力のあるサバイバルや救出のプロが教えてくれる内容は知りたいものですよね。
自分の身は自分で守れるように
いつどこで起きるかもしれない災害。
ひょっとしたら通勤途中に起こるかもしれないし、一人で自宅で寝ている時に起きるかもしれない。
そんな時誰を頼りますか?
結局は自分の判断で行動しないといけないんですよね。
そういう時にパニックにならず、落ち着いて行動できるためにも、自分の身は自分で守る術を身につけておかないといけませんね!
年齢関係なく、また男だから女だからという事も関係ない。
自分を守る術
これを知っていれば、自分以外にも他の人を助けることができるかもしれません。
【自衛隊防災BOOK】
◆発売日:2018年8月9日
◆著者、編集:自衛隊/防衛省、マガジンハウス
◆出版社:マガジンハウス
◆発行形態:単行本
◆ページ数:156P
◆ISBNコード:9784838730100
◆価格:1,296円(税込)
他にも救命に役立つロープワークや、海での潮の流れの注意点、シャツを浮き輪代わりにする方法、遭難時の生存率がUPする方法など、知っておきたいことが満載の一冊になっています。ご家庭でも、子供さんにも理解できるようお父さんお母さんと一緒に読めたら、安心材料の一つになるんじゃないか?と思いますよ。
いつ起きるかわからないからこそ、今の段階から知識は得ておきたいものですね!