5月に咲く花。沢山ありますよね!
バラにカーネーション、ハナミズキにフジ・・・
まだまだ沢山の種類の花が咲き誇る季節。
私の実家にも珍しい形の花が咲いていて、父にこれは何て言う名前?と聞くと・・・
わからへん・・・
なんじゃそれ!(笑)と言うことで気になったので調べてみました。
5月に咲く赤いタワシ?
どう見ても、コップの底を洗うタワシに見える・・・
この名前が気になって気になって調べてみたんです。
そしたら・・・
ブラシノキ
そのままやんっ!!
和名がブラシノキといい、別名は金宝樹(きんぽうじゅ)と言います。
なんとセレブな名前なんでしょう♪
あと、ボトルブラッシュ!
やっぱりコップ洗うタワシやん!
この花は5月の花で、花言葉ははかない恋、恋の火、恋の炎、気取る心、素直な気持ちを表します。やっぱり赤い色からそうなるのかなあ。
私はどうしてもコップの底を洗うタワシにしか見えない・・・
(お花ファンの方ごめんなさい・・・)
オーストラリアが産地
鑑賞用に栽培されていて、ブラシのように見えるのは長く突き出した雄しべ。
これは花糸(はないと)と呼ばれます。
写真のように果実もなります。
この果実、7,8年の間、発芽能力を持ったまま枝に残り、この中に種子が入っているので、原産地であるオーストラリアでよく起こる山火事の時には、これが割れて種子が放出されると言われています。
しかもオーストラリアって1年に1回はニュースになるぐらいの大きな山火事が起こるんですよね・・・
山火事が起きる時は空気が乾燥しているでしょ?
そこで異常な乾燥などで自然発生する山火事が起こって初めて固い実が割れて、種子を飛ばすと言われています。
剪定方法とその時期
オーストラリアやニューカレドニアなどの温暖な地域に多く生育するので、寒さに弱いです。でも、地植えして何年か経っている場合は、耐寒性は高いかと思います。
剪定時期は3月の上旬がベストで、寒い時期に剪定をすると、霜や寒風で弱ってしまい、枯れてしまうこともあります。
剪定方法は、枝透かし剪定がベスト。
弱そうな枝、細い枝、枯れ枝から切断していき形を整えていきます。気が若いうちは花数も少ないですが、どんどん成長と共に増えていきます。
私の実家のブラシノキも赤いタワシだらけです(笑)
花自体は香りはしませんが葉っぱを揉んでみると、柑橘系のスーっとした独特の香りがします。香りよりは観賞用な感じですね♪
しばらく赤いタワシたちを愛でることにします!